英語学習法を考えてみる


社会人の英語学習では、「英語そのものの学習」と「英語の学習方法の学習というメタ学習」との複眼的な視座を持つことをお勧めする。

英語学習にはさまざまな方法がある。
それぞれの方法にはそれぞれのメリットがあり、そのメリットを享受できるかどうかはその時々の自分の英語力に依存する。
「どの方法が良いか」を議論するのはあまりにも表面的である。「今の自分は、どの方法を採用すべきか」を探すのが正しい。

「毎日30分は英語に触れよう」と思っても、疲れきった夜にはどうしても気が向かない時がある。こんなときに「英語学習方法のベストミックスを探す」というテーマで、少なくとも“英語に触れる”ことだけは継続する・・・のは、“今日は◯◯で英語ができなかった”と言わなくて済む。
“言い訳”は人間を弱くする。

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ということで、つい最近、私は「今の自分に最適な学習方法」を発見したので、是非紹介したい。

準備するのは
・PC
・ネイティブが普通のスピードで読み上げている英文(1文だけ)の音声ファイル
である。

・音声ファイルを再生する
・音声に合わせて発音する
というだけなのだが、音声の再生が終わったらすぐに右手のマウスで再生を繰り返すのがミソだ。(まさに“即座”にリピートしなくてはならない。)
気をつけるのは、rとlなどの発音は丁寧にすることだ。そうすると、絶対に音声ファイルに追いつけない。それでも、音声ファイルを繰り返し、発音しきれなかった部分は切り捨てて、音声ファイルに合わせて頭から文を発音する。

だんだんと、“読める部分”が長くなり、ある瞬間にぴったりと音声ファイルと同じリズム感で読めてしまう。
この瞬間、最高に感動する。
リズム感がぴったりと合うのは、感覚のレベルでまさに実感できるものだ。

一旦できるようになると、そのまま何度でも繰り返せる。

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今まで、カセットテープやCDやらで「ネイティブの発音を繰り返し聞きましょう」という教材はたくさんあったし、今でもある。
私自身、学生時代に「1000時間ヒアリングマラソン」をやっていたこともあり、その効果を疑っていない。

しかし、これをPCでやると、まったく違う世界が見えてくる。
「PCのファイル再生はタイムラグがない」というのが理由である。
CDのリピートはやはり頭出しの時間が微妙な邪魔をする。

音声ファイルの再生が終わったら、“自分の感覚で即座に”繰り返す。
ここを(iPodなどの)機械的なリピートでやると、イマイチ感がある。
そして、その音声ファイルに合わせて口を動かすという、右手と口のフィジカルな感覚がこの学習方法の重要なポイントである。
このフィジカル感が、PCだからこそ可能になる。

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という、ゴタクを並べることが、“社会人のメタ学習”というものである。
たまにこんなことを考えるのも“モチベーションを維持する”ために効果的だと思いませんか?

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谷中

システム開発チームと検証チームのマネージャー。 「疎結合 小さなクラス 分業制」 を裏スローガンとし、これが実現できてこそ、幸せな開発者人生を過ごせるという確信のもと、上流から設計まで口を挟んだり挟まなかったりしています。

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