Mac+ParallelsにUbuntuをインストールする(第2回)

前回に続きまして、ニッチな作業の中のさらにニッチな作業を解説します。
Mac+ParallelsにUbuntuを入れたときの、Ubuntu上での「キーボードの設定」です。
(しかも“特別なインストール”をしたわけでもないのがミソです。)

1.Mozcを入れる

色々とアドバイスをくれるW氏が「Mozcが必要です」と言ったので、必要なのです。

$ sudo apt-get install ibus-mozc


ちょっとハナシが逸れるのですが、“色々知っている人を大切にする”のは私の人生訓なのですが、本当に大切にしなければなりませんね。

2.Keboard Layout

ここをクリックして、

ここに「Japanese」を追加します。

実はここが問題で、リストの中に「Japanese(Macintosh)」というのがいるわけで、「普通はコッチだろ」とこっちを選択すると違うキー配列になります。
少なくとも私の使っているiMacやMacBookProでは不適合です。

3.Language Support

ここをクリックします。

何かをinstallしようとしますし、それを阻止できないので、何かをinstallし終わるまで待ちます。
図の上の赤枠の所で日本語を追加します。
下の赤枠の所で「ibus」を選択します。

4.Keyboard

クリックしたら何かが出来そうなのだが、何もしません。(「何もしない」という情報も、よく分かっていない人には重要な情報なんです。)

5.IBusの設定

上の方にあるステータスバーに、キーボードのアイコンが2つ並びます。
その左側(である保証はどこにもないが)をクリックします。「Ja」のような言語表示がない方がソレです。

ドロップダウンリストの「Preferences」をクリックします。

「General」タブの赤枠をクリックします。

今から、スペースバーの横にある「英数」キーと「かな」キーを有効にしようとしています。
図の赤枠をクリックします。

このようなダイアログが出るので、この状態で「英数」キーをクリックします。

ダイアログが閉じるので、1つ前の画像にある「Add」をクリックします。これで、「英数」キーが使えるようになります。
同じように「かな」キーも有効にします。
ついでに、明らかに不要なキーの設定があるので、消しちゃいましょう。

次に「inputMethod」タブに移動します。
図の赤枠(左)をクリックして、「Japanese – Mozc」を追加しましょう。
赤枠(右)をクリックして確定させます。

6.確認する

キーボードの「command」キーをクリックします。
「Dash Home」(アプリのランチャーだと認識している)が立ち上がります。
「gedit」と打って「Text Editor」を起動します。(「ge」を打ったくらいで候補アプリに出てきますのでそこでEnterでOKです。)
「英数」キーや「かな」キーが有効に働くことを確認します。

今回は以上です。
次回は「Pythonのインストール」です。
・・・いや、Pythonは最初から入っているので、Pythonの開発環境を整えるアレコレの作業の一部を紹介します。

The following two tabs change content below.

ロゴスウェア

ロゴスウェア株式会社は、インターネットや情報技術を使って学習に革新的進化をもたらす製品を開発することを目標に、2001年7月に設立されたテクノロジー系ベンチャー企業です。

Comments are closed.