MacのMAMP環境でのXdebugの設定方法は見かけるのですが、Mac標準のApacheでの設定方法があまりなかったため書いておきます。
環境
- MacOSX 10.5 Leropard
- PHP 5.2.8(標準)
まず、わたしが試した失敗例から紹介します。
他の環境と同じようにXdebugのサイトから、sourceをダウンロードし
- phpize
- ./configure –enable-xdebug
- make
- xdebug.so のコピー
- php.ini の設定
と、やってみたのですが、どうもうまく設定できませんでした。ネット上をいろいろ調べてみると、みなさん結構苦労しているようです。
どうやら、Komodoで提供しているxdebug.soを利用する例もいくつか載っていたため、チャレンジしてみました。
KomodoのサイトからRemote Debugging Packagesをダウンロードします。(このときはKomodo 5.2 (alpha)のPHP Remote Debugging Mac OS Xをダウンロードしました。)
展開するとPHPのバージョンごとにディレクトリがあるため5.2のなかにあるxdebug.soをコピーします。
sudo cp ./xdebug.so /usr/libexec/apache2/xdebug.so
つぎにphp.iniの設定を行います。Macのphp.iniは、初期設定ファイルとして /etc/php.ini.default が置いてあるので、
sudo cp ./php.ini.default ./php.ini sudo chmod 666 ./php.ini
とし、.php.iniに以下の内容を追加します。
[xDebug] zend_extension="/usr/libexec/apache2/xdebug.so" xdebug.remote_enable = On xdebug.remote_handler = dbgp xdebug.remote_host = localhost
その後、Apacheをリスタート
sudo apachectl graceful
phpinfo()を確認し、下記画像のようにxdebugのverが表示されていれば成功です。
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