システムデザイングループの面接に課題を導入いたしました。
以下は、先日行った2次面接で、実際に行われた課題になります。
【2次面接課題】
目的:
プログラムの設計能力、コーディング能力、解析能力を
総合的に計ることを目的とする。
課題:
①ユーザー(利用者)はWeb画面でキーワードを入力する。
②システムは、キーワードをデータベースに保存し、ID番号を発行する。
③システムは、定期的にYahoo!トピックスAPIを利用し、そのキーワードに該当する
ニュースを取得し、データベースに保存する。
④ユーザー(利用者)は、Web画面に①発行されたID番号を入力することで、
データベースに蓄積された情報から、指定されたキーワードに関するニュースを
閲覧することができる。
※「表示されるニュースを重複させない」など、利便性を向上させる工夫をすること。
条件:
①言語はPHPをメインで用いること。
②データベースはMySQLを用いること。
③API利用のため、Yahoo!デベロッパーネットワークに登録すること。
④可能であれば、公開可能な自己所有のサーバーにて構築すること。
ご一読いただければ分かります通り、
仕様を要求にとどめた自由度の高い課題になっております。
面接は一種のアピールの場です。
通り一遍に課題をこなし、要求通りの成果を見せていただいても、それは面接官の心を捉えることはないと思います。
私はこの課題の中で、「自分で思案した工夫」をアピールしていただきたいと求めているのです。
この私の隠れた要求を、課題の中から読み取ることが、1つ目のハードルかもしれません。
今回面接に来ていただいた方は、たくさんの「工夫」をもって、私の要求に応えてくれました。一部を紹介いたしますと、
- Smary(フレームワーク)を用いて開発を行った
- 重要になるDB操作の関数を定義することから着手した
- コードレビューを円滑にするためSubversionの導入とWebビューアを用意した
これらの「工夫」が正解であったかどうか?それは最重要の問題ではありません。
自分で思案し、工夫したこと、またそれらを積極的にアピールしたこと、それが重要なのです。
これは、実際の業務の中でも言えることだと思います。担当する開発業務の中で、顧客の要求を満たすことは最低条件ですが、その中により良い機能を工夫し、顧客の満足を得られれば、ひいてはそれを社内でアピールし、評価を得ることができれば素晴らしいことです。
システムデザイングループでは、それらが行える環境を用意しているつもりです。
ロゴスウェア
最新記事 by ロゴスウェア (全て見る)
- Amazon Linux(EC2)と PHPSTORM で Xdebug を行う - 2018年9月26日
- やらないことの合意 - 2018年6月27日
- 卒園アルバムとプロジェクトマネジメント - 2018年3月30日
Comments are closed.