—- プログラマの立場から、ぽぽぽーん —-
2011/3/11(金)14:56 に太平洋沖を震源とするM9.0の地震が発生しました。
今日までに1万人以上の方が亡くなり、さらに1万人以上の方が行方不明になっている状況の中で、自分に一体何が出来るのだろうか?と考えてしまいます。
停電から復旧してTVを見た時、地震と津波のあまりの被害に言葉もありませんでした。
TVは見れないが、ネットは生きている地域向けに、一部のTV局や地元のラジオ局では、USTREAMやニコニコ動画で放送内容を流しました。ブロードバンドならではの、これまでに無かった試みだと思います。
また、携帯電話は繋がらない状況でも、携帯からネットやメールは使える地域が多かったようです。安否情報について、ネットで検索出来るサービスが数日のうちに立ち上げられました。また、twitterを通して支援物資を募ったら、短時間で大量の支援物資が集まったということも聞いています。
これらはどちらかというと、ソーシャルの力になります。ITがここまで発達していなかったら、状況の把握に今以上に時間がかかったことでしょう。
震災についてのTV放送もいずれ下火になってくると思います。良くも悪くもそれがTVなのですが、TVで放送さなくなったからといって、被災した人たちが震災前のもとの生活に戻った訳ではありません。そこで、ネットが復興のために必要な情報を人々に伝えるという役割を担うと思います。
ITはその名の通り、情報を扱う技術です。
情報を提供する人がいて、その情報を必要とする人がいて、その情報をまとめてくれる人がいることで成り立っています。
そんな人達の架け橋になるようなサービスを提供していきたいと思います。
最後になりましたが、まだ被災地で活動している医師団や自衛隊、ボランティアの方々、原発で事態収拾に務めている方々には心より尊敬の念をいだきます。
1日も早い復興を祈りつつ、仕事に励みたいと思います。
taira
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