GoogleAppEngine/Python で Hello world (Mac)

はじめに

最近、GoogleAppEngine(Python)でサクッとアプリケーションなどを開発してみたいな。という思いにかられています。ブログネタにも困っていたこともあり、GoogleAppEngine(Python)で、Hello worldを表示してみたいと思います。

と、いっても実はGoogleCodeのStartGuidを参考にしていますので、詳しくはそちらを参照してください。

http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/python/gettingstarted/helloworld.html

今回はローカル環境での確認までです。次回、続くようであればGoogleのCloudServer上にDeployしてみたいと思います。

環境

  • Mac OSX(10.6)
  • GoogleAppEngineLauncher 1.3.8
  • Python 2.5.4

GoogleAppEngineLauncher

GoogleAppEngineの開発にはGoogleAppEngineLauncherが必要です。
以下のサイトよりMac版をダウンロードしてください。

http://code.google.com/intl/ja/appengine/downloads.html

GoogleAppEngineLauncher.appがダウンロードされますので、必要に応じてApplicationsなどにコピーしてください。

Python2.5

GoogleAppEngineはPython2.5で動いています。しかし、手元のMac(SnowLeopard)でPythonのバージョンを調べてみると2.6でした。

iMac$ python -V
Python 2.6.1

いくつかのサイトを調べてみると、SnowLeopardにはPython2.5も入っており、GoogleAppEngineLauncherで設定することができるようでした。

iMac$ python2.5 -V
Python 2.5.4
iMac$ which python2.5
/usr/bin/python2.5

GoogleAppEngineLauncherの設定画面を開き、Python Pathにパスを入力します。
入力後、一度Enterを押してください。
※Enterを押さないと確定されないという情報もありましたので。

2010-10-18_0709

Applicationの作成

GoogleAppEngineLauncherの左下にある「+」から新しいApplicationを作成します。Application Nameは「hello」にしました。指定ディレクトリに「hello」というディレクトリと以下のファイルが生成されます。

  • app.yaml
  • index.yaml
  • main.py

helloworld.pyの作成

さきほど作成した「hello」ディレクトリ下に「helloworld.py」を作成し、以下の内容を記述してください。

print 'Content-Type: text/plain'
print ''
print 'Hello, world!'

次に、「app.yaml」を編集します。

application: hello
version: 1
runtime: python
api_version: 1

handlers:
- url: /.*
  script: helloworld.py

ローカル環境での実行

最後にブラウザ上で表示させてみましょう。GoogleAppEngineLauncherでアプリケーションを選択し、Runを押します。
その後ブラウザに「http://localhost:8080/」と入力します。

すると・・・

表示されました!すごいですね。何がすごいかというと、Apacheの設定だの、pythonの設定だの、ほとんど手間がかかりません。しかもGoogleのCloud環境を使えるわけですから。

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