前回までに、Mac + Parallels + Ubuntuというセットでの環境構築を済ませて、時計も合わせたし、キーボードも正しく使える状況になりました。
次に、「Pythonを使ってみようではないか」という当初の主旨に沿って、少しずつ進めていきたいと思います。
1.インストールされているPythonの確認
とりあえず、Terminalを起動して「python」と入力します。
$ python Python 2.7.3 (default, Aug 1 2012, 05:14:39) [GCC 4.6.3] on linux2 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>>
これで、Pythonは最初から入っていることが分かりましたし、Pathも通っているのが分かります。
2.>>>を閉じる
Pythonが「>>>」と表示していまして、これは「早く何か入力しろや」と言っているのであります。
こいつを閉じる方法なぞ知らんので、適当に打ちます。
>>> exit Use exit() or Ctrl-D (i.e. EOF) to exit >>> quit Use quit() or Ctrl-D (i.e. EOF) to exit
いやぁ、とても親切ですね。
「exit()」と入力するか、「quit()」と入力するか、「Ctrl-D」とキーを押せば良いようです。
3.Pipのインストール
どうやらPipというPythonのパッケージマネージャーがあるらしく、議論の余地なくインストールせざるを得ない雰囲気があります。
$ sudo apt-get install python-pip
4.Djangoのインストール
さっきのPipを使います。
$ sudo pip install django
これだけですか!人間が追い求めて止まない「真・善・美」がすべて備わっているかのような流れですな。
確認します。
$ python >>> import django >>>django.VERSION (1, 5, 1, 'final', 0) >>>
5.チュートリアルを見る
このチュートリアル(Djangoのサイト)を、可能な限り最初から触ってみましょう。
最初のコマンドを入力します。
$ python -c "import django; print(django.get_version())" 1.5.1
こういうバージョンの取得の方法もあるようです。
さっきのはプロパティを見て、こっちのはメソッドを叩いているようです。
次は、プロジェクトを作るコマンドのようです。
そこで、前もって「Workspace」を作って、そこに移動しておきましょう。
$ cd ~ $ mkdir Workspace $ cd Workspace
そこで、
~/Workspace$ django-admin.py startproject mysite
とします。
解説の通りに、プロジェクトが出来上がっています。
次に、文中に書かれてしまって見落としがちなコマンドがあるので、これを入力します。
~/Workspace$ cd mysite/ ~/Workspace/mysite$ python manage.py runserver Validating models... 0 errors found April 23, 2013 - 17:53:48 Django version 1.5.1, using settings 'mysite.settings' Development server is running at http://127.0.0.1:8000/ Quit the server with CONTROL-C.
ブラウザで「http://127.0.0.1:8000/」を見ると、動いていますねぇ。
今回は、以上です。Python + Djangoが動いたという成果で満足しましょう。
チュートリアルの次の項目が「Database setup」なので、その前にPostgreSQLをインストールしなければなりません。
よって、次回は「PostgreSQLをインストール」です。
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