■PRESENTER STORM Makerとは
今年4月 PRESENTER STORM Makerをリリースしました。
PRESENTER STORM Makerは、既に所有している出版物、書籍、パンフレット、PowerPointファイルなどを有効利用し、小さな投資コストで、高品質なプレゼンテーションコンテンツを作成できるソフトウェアです。
PRESENTER STORM Makerについての詳しい情報は、こちらのページを御覧ください。
→紹介ページ
■PRESENTER STORM Makerの技術的特徴 — “どんな素材でもプレゼンテーションコンテンツに”
ここではPRESENTER STORM Makerの技術的特徴についてご紹介したいと思います。
PRESENTER STORM Makerの開発テーマは、”どんな素材でもプレゼンテーションコンテンツにしてしまおう”というものです。
従来のプレゼンテーションコンテンツは、素材としてPowerPointファイルを使用するものが主流ですが、それ以外の素材も扱えるようにしたい、と考えたのが開発の出発点です。
たとえば、”デジタルブック”を素材として使用できれば、わざわざPowerPointファイルを用意しなくても、出版物、書籍、パンフレットをそのままプレゼンテーションコンテンツにすることができます。
また、将来的には全く別の用途で作成したFlashコンテンツなども素材として使用したいケースがあるかもしれません。
しかし、従来のソフトウェアでは、新規の素材をプレゼンテーションコンテンツに組み込むことは非常に困難でした。プレーヤー、オーサリングツールをその素材に合わせて大幅に変更する必要があるからです。
PRESENTER STORM Makerでは以下のような方法で、この課題をクリアしています。
◆プレーヤー
・コンテンツの構成要素は、全て独立した”インラインフレーム”で構成する。
STORMの各構成要素は別々インラインフレームで表示されています。
・構成要素は共通化されたAPI(JavaScript通信)で制御する。
◆オーサリングツール
・どの構成要素を使用するかを外部XML(コンテンツタイプ定義ファイル)で定義する。
コンテンツタイプ定義ファイル(contentsType_config.xml)で、編集画面でどの構成要素を使用するか、どのような素材を読み込むが規定されます。
・編集情報入力インタフェースを、外部モジュール化する。
“キューポイント編集”などの編集情報入力インタフェースを、外部モジュール(外部SWF)として読み込むことで、構成要素に合わせて変更することが可能となります。
このような方法で、PRESENTER STORM Makerは、非常に高い拡張性を実現しています。
たとえば、STORM Makerのユーザーがオリジナルの構成要素を自由に作成・使用する、といったことも将来的には可能になるかもしれません。
このようにPRESENTER STORM Makerは、”無限の可能性”をもったプレゼンテーションコンテンツ作成ソフトであるといえます。
広富
最新記事 by 広富 (全て見る)
- 『100円のコーラを1000円で売る方法2』を読んでみた - 2012年12月28日
- ブック&スライド型コンテンツ作成ソフト 「PRESENTER STORM Maker」 - 2009年9月25日
- SANDSTORM FRAMEWORK - 2008年9月5日
Comments are closed.