ロゴスウェアでは、
Webシステムを作成するとき、
WebプログラマとWebデザイナーが連携して作業を行います。
UIのデザインはデザインの専門家に。
プログラムの開発はプログラムの専門家に。
これが我々のシステム開発の1つのルールになります。
しかし、実際この「連携作業」は中々難しいものです。
密にコミュニケーションを取り、お互いが仕様を理解しないと、
色々な問題が発生します。
以下にその一例を紹介させていただきます。
【例】
・プログラマは、商品ランキングを表示する画面デザインをデザイナに依頼する為、
下記のようなラフなデザイン指示書を、デザイナに渡した。
・デザイナは、指示書とおりにHTMLのソースをプログラマに提供した。
一見すると問題ないようですが、コミュニケーションが不足すると、以下のような問題が発生しがちです。
【問題】
・デザイナは3×2行の1~6位のランキング表示と理解し、デザインを行った。
・プログラマは表示するランキングには、上限・下限がないものと考えていた
結果、1~8位まで表示しようとプログラムを書いたところ、デザインが崩れてしまった。
この場合、原因はプログラマにあります。
・このランキング表示は横3マスで構成されているが、何行になるか解らない。
上限なく表示できるようにして欲しい。
この一言を指示書に記載すれば、このような問題は発生しなかったはずです。
デザインとプログムを分業することで、システムのクオリティは良いものになります。
但し、分業をするのであれば、
「それぞれが自分の常識で動かないこと」
これが重要であると私は思います。
「ランキング表示なんて何位まで表示するかは可変だろう!?」
というのは、プログラマの勝手な常識、言い分です。
何の言い訳にもなりません。
ロゴスウェア
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