回りを見渡すと、サラリーマンや学生、主婦、親子連れなどもいる。この時間は少し変わっていて、殆どの人が仕事や勉強をしている。
私の向かいの席に家族連れが座っていた。父親はレポートをまとめ、小学生くらいの長男は学校の宿題を行なっている。その隣は幼稚園くらいの次男だろうか。彼はお絵かきをしていた。まだ勉強するには早い年なのだろうが、次第に兄の真似をして習慣を身につけるのだろう。
早朝のマクドナルドで勉強することを”マク勉”などと言うらしい。そんな言葉ができるほど、この時間帯の人は仕事や勉強目的で訪れる人が多い。
かく言う私もその1人なのかもしれない。寒い次期になると、誰も起きていない早朝の自宅にいるよりも、温かいコーヒーと席が用意されているマクドナルドのほうが作業効率が良いのだ。
そんな早朝のマクドナルドで作業をしているとあることに気がついた。
自分の作業リストのなかから”重要だけど急ぎでない”作業が、だいぶ片付けられている。
この領域の作業はなかなか実行することができないと思っていたので、なぜ実行に移せたのか自分なりに考えてみた。
■ 環境の違い
会社とは違って、電話が鳴ることはない。また、仕事用のPCが無いのでプログラムを書くこともできない。会議に参加することもできないだろう。
家で手伝いを頼まれることもないし、いろんな誘惑に駆られることもない。
これらによって”重要で急ぎ”の作業や、”どうでもいいけど急ぎ”の作業から解放されることになる。
■ 早朝の高い集中力
これは人によって異なるかもしれないが、早朝は脳を使って作業することに適しているらしい。
ブログを書いたり、製品のマーケティングについて考えたり、新しい知識を身につけるため勉強したりなど。
この時間は”重要だけど急ぎでない”作業に向いている時間帯なのかもしれない。
(エンジニアにとっては難しい設計を考えるのにも適している)
■ 限られた時間
朝の時間は出社までの限られた時間しかない。
その短時間の中で作業を行わなければならないため、対象となる作業を1つに絞る必要がある。これによってさらに集中力が増し、作業効率も向上する。
■ やってはいけないこと
“重要だけど急ぎでない”作業を片付けたいと思っているのならば、仕事用のPCや資料を持ち込まないほうがいい。仕事熱心な人程、”重要で急ぎ”な作業を片付けるハメになってしまうから。
朝の1時間には、まだまだ良いことがあるに違いない。30分早く目を覚まし、30分テレビを見る時間を削れば有意義な1時間が生まれる。1度挑戦してみてはいかが?
ロゴスウェア
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