システム開発にも気合と根性は必要ですよね。
ただ、使い所を間違ってはいけないと思います。
納期直前のシステム開発は、まさに気合と根性で乗り切る!
ホントはそうじゃないと思います。いや、そうなんですがw
本当に気合と根性が必要なのは、納期直前ではなく、もっと前の準備段階です。
例えば、製品の方向性を決めるフェーズや顧客との要件定義において、なんとなくモヤッとしている部分があった時、そこを明確にするのが面倒くさい。より明瞭な資料を作るのも面倒くさいと心の奥底で感じることがあると思います。
このフェーズでのズレは開発フェーズで大きなブレとなって出現します。
この時に、気合と根性を発揮して、より詳細に詰めることによることで、より良いシステム開発につながると思います。
これは、システム開発のみに限った話ではありません。
受験勉強では試験当日に、スポーツでは試合当日に気合と根性を入れても、あまり意味がありません。
それぞれ毎日の積み重ねを行う場面において、朝早起きを気合と根性でがんばったり、遊びの誘惑に打ち勝ち、勉強や練習に取り組むことが必要です。
何事においても物事の最終局面においては、それまでの積み重ねが重要になってきます。
積み重ねを行う期間こそ、気合と根性を発揮する場面だと感じた今日このごろです。
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