AS3の高速性を利用し、Flashプレーヤー上でWebカメラを通してQRコードの読み取りができるデコーダーを開発しました。
動作中の画面
結果表示画面
一般的にQRコードは各種媒体上に印刷されたものを携帯型のバーコードリーダーで読み込むという形態で用いられますが、Flashで実装することによって逆に、携帯機器の画面に出力したQRコードをPCに接続した固定カメラに読み込ませ、コードに対応した処理をPC上で行うといったことが可能になります。
下のFlashで実際にQRコードの読み込みができます(要Webカメラ)。
うまく読み込めないときは、次の点をご確認ください。
- Webカメラのピントを合わせる(レンズの外側を回して調整するものが多いです)
- カメラをディスプレイに対してまっすぐ垂直に向ける
- コードを中心に合わせ、カメラを前後に動かしてみる
このページを表示するためには Flash Player が必要です。
var so = new SWFObject(“http://labs.logosware.com/wp-content/blogs.dir/7/files/flash/ueno/QRdecoder.swf”, “linkbtn”, “280”, “280”, “8”, “#FFFFFF”); so.addParam(“wmode”, “transparent”); so.write(“linkbtn”);
読み込みテストには下の画像をご利用ください。
今回作成したデコーダーでは、次の設定に対応しました。
- モデル:2
- バージョン:1~10
- エラー訂正レベル:全て(L, M, Q, H)
当面は、読み込みが容易にできて英数字122文字(エラー訂正レベルMの時)のデータ量をもつ、バージョン5前後のコードを利用した運用を予定しています。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
ロゴスウェア
最新記事 by ロゴスウェア (全て見る)
- Amazon Linux(EC2)と PHPSTORM で Xdebug を行う - 2018年9月26日
- やらないことの合意 - 2018年6月27日
- 卒園アルバムとプロジェクトマネジメント - 2018年3月30日
Comments are closed.