【社内勉強会】「破壊的イノベーションを学び、具体的なビジネスモデルを書きあげる」を開始しました


システム開発のスタッフで社内勉強会を始めました。

クリステンセンの「イノベーションへの解」を読みながら、“考え方”を身につけ、自分たちの製品について実際に適用してみようというのが目的です。

エンジニアは、常に“技術に関する方面”については自発的に学習をしていますし、それは当然のことです。
しかし、“市場に受け入れられる製品である”ということと、“技術的に最新で、高度で、困難である”ということは無関係です。これは、多くの人が指摘していて、当然私たちも知っています。

ところが、ここに重大な問題が横たわっています。

エンジニアの習性として、“最新の、かつ高度な技術”を指向します。つまり、技術を習得し、製品に組み込むことに価値を見いだす面があります。これは“本能”に近いかもしれません。最新の技術を「とりあえず、使ってみて」「面白そうだから、少し作り込んで」「なんとなく製品に組み込んでみた」というのは、多くのエンジニアがやってしまう流れです。
この結果、いわゆる“技術指向の製品”が出来上がるのですが、これは明白な信念があっての指向ではなく、本能で“そうなってしまう”という側面が強いのではないでしょうか。

重大な問題とは、エンジニアの本能に従うと、結局のところ“顧客にとっての製品価値”とは無関係な創造行為になってしまうということです。
その一方で、技術と顧客を結びつけられるのは唯一エンジニアですし、技術的知識がなければ“顧客に提案するソリューション”はすべて机上の空論です。
つまり、エンジニアに求められるのは「技術指向の貪欲さ」と「顧客指向のマーケティングセンス」のバランスです。

ここにチャレンジしてみようというのが、この勉強会です。

クリステンセンの「イノベーションへの解」は、具体的なハウツーを教えてくれるものではありません。哲学、科学、理論だと思った方が良いと思います。
この勉強会では、“お題目”のような理論を覚えるのではなく、必ず“現場に引き摺り下ろして検証する”という作業をしようと思っています。

勉強会での議論を(当然、ロゴスウェア特有の議論になりますが)このブログで紹介できたらいいなと思っています。

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谷中

システム開発チームと検証チームのマネージャー。 「疎結合 小さなクラス 分業制」 を裏スローガンとし、これが実現できてこそ、幸せな開発者人生を過ごせるという確信のもと、上流から設計まで口を挟んだり挟まなかったりしています。

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